私が小学校5年生の頃の話です。
小学校低学年で覚えたオナニーは毎晩と言っていい程、頻繁に布団の中でしていました。ショーツの上からひたすらクリトリスだけを指でこすって刺激する、という単調な感じでした。
ですが、「お風呂でオナニーをする」という少し刺激的なオナニーを始めてしまいました。
それまでは性器を刺激して気持ちよくなる、という行為がオナニーと呼ばれるとは知りませんでした。しかし、家の本棚にあった「思春期の性」というような本で、この行為がオナニーであると知ったのです。この本を初めて開いた時の興奮は忘れられません。
オナニーについて以外に、男女の体の変化などについても詳しく図付きで載っていました。
ここで初めて、男性のペニスが大きく成長する事や、勃起して射精する事、男性もオナニーをする事などを知ったのです。
またその頃、女子達の間では週刊の分厚い漫画本を読むのが決まり事のように流行っていて、私も読んでいました。そこでキスシーンが出てくると皆、興奮気味に、「きゃー!Aだ!」と言うのです。
他の週刊誌を読んでいた友人は「Bまでいった場面があったよ」と、教えてくれました。男女間でA、B、Cと呼ばれる行為があることを知りました。ですが、Cが何か全く想像出来ませんでした。
ですが、度々こっそり読んでいた「思春期の性」の本の中に、小学生、中学生、高校生はどの位の人数がキスやセックスを経験しているか、という統計をとったページがありました。
この統計には「ペニスを挿入したことがある、膣に挿入されたことがある」という欄があり、ここを見てCとは、セックスとはこういうことか、と一人納得しました。
その頃私は生理が来ていませんでしたが、保健の授業で生理について学び、膣と呼ばれる穴がある事は知っていました。膣は普段もオナニー時も全く気にしなかった部分でした。膣口も自分の体なのに見たことがありませんでしたが、急に気なり始めました。
そこで、お風呂の時に湯船につかり、両足を思いっきり広げてみました。縦長の浅い、足を伸ばして浸かれるタイプの湯船だったので、ほぼ仰向けの様な格好が出来ます。
まだ陰毛が生えていないツルツルの性器の真ん中辺りの小陰唇の奥に、小さく開いた膣口が見えました。脳裏に「膣にペニスを挿入する」という本の一文が思い浮かび、一人で「うわー!」と恥ずかしくなったのを覚えています。
その頃の私の性器はクリトリスが大きめだったのか、クリトリスだけが割れ目から顔をのぞかせていて、小陰唇は割れ目の中に隠れている状態でした。
普段は見えない部分を見て興奮してしまいました。指で小陰唇をもっと開いて膣口の周りをグルグルと円を描くようになぞってみました。それまではクリトリスばかりいじっていた私でしたが、この場所もとても気持ち良く、今まで知らなかった新しい快感を得てしまいました。
その時、ちょうど水道の蛇口が目に付いたので、性器を刺激してみたくなりました。最初、少し水流を強めにしてしまい、刺激が強すぎてしまいました。少しずつ調節をしてお湯をチョロチョロ程度にし、クリトリスや膣口に当てるのに一番気持ちの良い水量をみつけました。
指でするオナニーの刺激と違って、自分ではコントロール出来ない外からの刺激がとても気持ち良く新鮮でした。
クリトリス包皮を剥く、という行為は知らなかったので包皮がかぶったままでしたが、時に強すぎる刺激に「アッ」と、声が出てしまう程でした。クリトリスがジワジワと熱くなるような感じです。
腰をくねらせてお湯が当たる位置を変えてみるのもまた、気持ち良く、クリトリスを触ってみますと、どんどん堅くなっていくのが分かりました。
布団の中と違って性器がよく見えたので、普段はしない、小陰唇をつまんでみたり、引っ張ってみたりもしました。自分の性器を見ながらのオナニーも良いなと思いました。
バストはまだ全体が膨らんでおらず、段階的には乳首の成長中でした。乳首の色が濃くなってきて、乳首だけが大きくなってきて、前に突き出ている様な感じです。
性器を水流で刺激しながら、更に乳首をつまんで左右に揉むとつられて性器まで更にムラムラしてきました。この時、誰かにもっと刺激をしてもらいたい様な気がしてきましたし、誰かにこっそりこの格好を見せたいような気もしてきました。
毎回、オナニーの最後はイク、という所までしていた私は、ここでもイクまでオナニーをしました。「もうすぐイクかも」というところまで来ると、お湯を当てつつ、クリトリスや膣口の周りを擦ったり、揉んだりしました。段々と指の速度を早めますと、下腹部や性器全体がムズムズして心臓がドキドキしてきます。
そのうち、スイッチが切り替わったようにフワッとした感覚に襲われ、クリトリスや膣がピクピクしてイクことが出来ました。その瞬間は思わず、「はぁ」とため息が漏れてしまう程でした。
そして、イッた後は大陰唇を親指と人差し指で挟んで、しばらくゆっくりと性器全体を揉み続けました。そうすると長くイッた後の余韻を楽しむことが出来ました。
また、別のお風呂でのオナニー方法もありました。
丸みを帯びた湯船の縁に石鹸を塗り、ツルツルになった所を跨いで座ります。足は湯舟側と洗い場側です。まるで騎乗位の様に跨いだまま、腰を前後に動かすと、性器の割れ目全体を刺激することが出来ました。
角度を変えて、少し前のめりになると思いっきり縁にクリトリスをこすりつける事が出来ました。逆に後ろにのけぞった格好をしますと、小さなクリトリスが飛び出て大きく見えて、それを見ているだけで気持ち良くなりました。
丁度、目の前に鏡があり、自分の姿が映りました。気持ちの良い時の表情は、目をうっすらと開け、刺激を感じる度に「ハア」と吐息が漏れる感じで、口も少し開いていました。甘くとろけたような表情は普段、鏡で見る自分の顔と違うな、と思いました。
ずっと腰を動かし続けていますと、「そろそろイクな」という時が来ます。そこで腰を動かすのをやめて、今度は指でクリトリスと膣口を速度を早めて刺激しました。最後は自分の気持ちの良いポイントを良く知っている指が一番でした。いつものようにイッた後は再び腰を動かして縁に性器を擦り付け続け、ここでも余韻を楽しみました。
当時はセックスの時にどんな体位があるのか知りませんでしたが、自然と正常位や騎乗位を思わせるような体勢でオナニーしていたように思います。どちらも腰を前方に突き出して、誰かに見せつけるように、思い切り性器を丸出しにした姿勢をしただけで気持ちが良かったのを覚えています。
また、お風呂でのオナニーは蛇口からのお湯や、お風呂の縁、といった自分の指以外の刺激がとても新鮮でした。
毎回、イク所までオナニーをすると、秘密のドアを開けて天国まで行ってしまった様な、不思議な幸せな気持ちになれました。
この体験談は
の続きとなります。あわせてご覧になって下さい。
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