初潮 生理について  女子小学生のオナニーコラム

 

男性には良く分からない、女性の「生理」。直接聞くことも躊躇われますし、女性側も赤裸々に話すことも躊躇われます。
その生理について詳しくお話ししたいと思います。

生理に関する基礎知識

初めに生理について説明をします。

女性ホルモンの働きで25~38日周期で生理が来ます。この周期の中ごろに排卵日があり、卵子が放出されます。精子を迎えるため、子宮内膜がフカフカになります。ですが、セックスにより精子と卵子が出会わないとこの内膜が剥がれます。

不要になった内膜と血液と混ざって経血になり、体外に排出されます。これが生理と呼ばれる現象です。

経血は生理期間中に50~120CC出ます。生理初日は経血が少なく、2,3日目が多く、次第に少なくなり、3~8日で終わります。

経血は生理期間中、1日目は少しずつ、出たり出なかったりですが、2,3日目の量が多い時期は常に少しずつ出ていて、立ち上がる時、強めに動いた時などにドバッと多量に出ます。

膣口から生暖かいドロッとした経血が出て、性器が濡れるので「あ、今、多く出たな」と感じます。4日目からはまた、少しずつ、出たり出なかったりで段々と量が減っていきます。最後はおりものと経血が混ざり、もうナプキンが要らないな、と言うまでになったら生理期間の終了です。

生理周期は人によって様々ですが、健康であれば大体、3,4日のずれはあっても毎回ほぼ同じ周期でやって来ます。生理が遅れたり早まったりなど、乱れがあるのは不規則な生活、ストレス、無理なダイエット、強い運動、病気などの原因が考えられます。ですが原因不明の場合も多いです。

生理期間終了後の膣からは、おりものと呼ばれる分泌物が出ます。排卵日の数日前までは毎日少し、ショーツにつく程度に出ます。

おりものとは、子宮、膣、汗腺からの分泌物と、剥がれ落ちた膣の上皮細胞が混じり合ったものです。ホルモンの働きの周期により、常に状態が変化します。

また、膣の粘膜を守り、バイ菌類の侵入を防いでくれる役割もあります。ですから、生理の日以外は多い少ない等ありますが、毎日おりものが出ます。

生理の時はセックスをしないという人が多数だと思いますが、おりものは毎日出ているので、セックスに影響はしません。興奮時でなくても分泌されるのがおりもの、性的興奮時に分泌される愛液です。

おりもののニオイはほのかに甘酸っぱいです。

生理初日から数えて2週間目くらいに排卵日があります。
この頃、おりものの分泌物の量がぐっと増えます。

排卵日付近のおりものは透明で非常に粘りけがあるゼリー状です。親指と人差し指でおりものをつまんで引き伸ばしてみますと、5センチ以上伸びます。

まるで膣がペニスの挿入を待っているかのように、潤滑液のようにヌルヌルです。実際に、精子を子宮内に無事に送り込む為にこのようなヌルヌルのおりものになるそうです。

この時期は量も多くなるので、「おりものシート」と呼ばれる、数ミリの厚さの薄型のナプキンを付ける人が多いです。

排卵後、おりものはまた、ショーツにうっすら付く程度の量に戻ります。

生理の3,4日前から食欲と性欲が非常に強くなる傾向があります。オナニーの回数がいつもより増えてしまいます。

また、胸の張りを感じ、中には痛いくらい張る人もいるようです。
むくみやすくなり、体内に水分が溜まるので体重が1~2キロ増えます。

(生開始後、3~4日経ちますと元に戻ります)

おりものの量も再び増えますが、排卵日のように透明でヌルヌルではなく、白っぽくドロッとした感じで、ショーツに付いた物が乾くとカピカピでクリーム色っぽく見えます。

生理の開始はショーツに少量の経血が付いていたり、排尿時にトイレットペーパーで性器を拭く時に経血に気づいたり、という感じです。

生理が来るまでは普通のショーツで過ごしますが、生理が来るとヒップにフィットし、防水加工がしてあり、汚れが落ちやすいサニタリーショーツ(生理用のショーツ)をはきます。

小学生用の生理用ショーツはナプキンを入れる為のポケットがついている、工夫されたものもあります。

サニタリーショーツ

ナプキンは経血の量や活動量、時間帯などに合わせて大きさを変えます。

少ない日用、普通の日用、多い日用、夜用、おりものシートなどがあります。

少ない日用は長さ17センチ程度で薄いですが、夜用は寝ている間に経血がヒップの割れ目を伝って後ろに流れるので、ヒップ側が長く、広めになっていて、長さが30センチ位あります。寝ている間は、ナプキンを替えないので経血を良く吸うように厚みもあります。

更に、ショーツにしっかり固定できる羽付きと、羽無しタイプがあります。
多い日で2,3時間に1回、少ない日ですと一日に1,2回、ナプキンを替えます。

タンポンという直径1.5センチ、長さ5センチ位の直接膣に入れるものもあります。

ペニスを細くしたような形のプラスチックの筒(アプリケーター)の中に、経血を吸収出来る棒状の吸収体が入っていて、注射器を押し出すような形で吸収体だけを膣に挿入します。

吸収体には取り出す時の紐が付いていますから、それを体外に出しておきます。

どんなに動いても経血が漏れないので安心ですし、メーカーのサイトには小学生でも使える、とありますが、個人的な意見ではペニスをまだ挿入された事のない性器に入れるのは困難だと思われます。
タンポンを使うと海水浴やプール、温泉に入る事が出来ます。

もし、混浴などで膣の辺りから細い紐が垂れている女子を見かけたら、タンポンを挿入していると言う事です。

 

初潮について

さて、初めての生理を初潮と言います。10歳から13歳に始まる子が多いですが、個人差があります。平均年齢は12.3歳、小学校6年生です。詳しく見てみますと、このようになります。

[初潮を迎えた学年別の割合]
小3、小4 →約  8%
小5 →約 27%
小6 →約 27%
中1 →約 23%
中2 →約 11%
中3以降 →約  4%

私は小6で初潮を迎えました。周りも小6が一番多く、次に中1でした。表では次に小5が多いですね。今の小学生は発育が良いのかもしれません。

小6の終わりまでに62%の女子が初潮を迎えています。

初潮の一年くらい前から体に変化が現れます。

最初の主な変化は乳首です。
ピンクで小さかった乳首、乳輪が大きくなります。そしてしこりが出来、痒みや疼痛が出ます。
乳首の周りが硬くなり、乳首が前に突き出すように成長します。

ホルモンバランスの変化と乳首が大きくなって来たことによる衣服との摩擦で、人によっては黒ずんできたりもします。

この頃からツンと突き出た乳首がTシャツや体操服を着ると目立ってしまうので、ジュニアブラが必要になります。

この段階ではキャミソールに胸当てが付いた形の下着を選ぶ子が多いようです。

性器の方は大陰唇に皮下脂肪が増え、黒ずんできます。小陰唇も大きくなり、肌色だったものがピンク色になります。

また、陰毛が生えてきます。生え始めの陰毛は大人のように太く縮れていなく、細くてまばらで、比較的真っ直ぐです。

今まで何も分泌しなかった膣からは、おりものが出るようになります。
おなかが出ている幼児体形から、骨盤が発達し、おなかが平らになり、ヒップが丸みを帯びてきます。

初潮を迎える体の準備が出来るといよいよです。

初潮の前におりものが多く出る子、突然なる子と、個人差があります。
初めはショーツに茶色いものがつく程度であったり、ピンク色の血が混じったおりものであったりで、真っ赤な経血はあまり出ません。

大人ですと大体、1ヶ月に1回、25~38日周期で4~8日続き、経血も赤い生理ですが、初めの頃は1ヶ月に2回来たり、3,4ヶ月来なかったりと不定であることが多いです。

私の場合、初潮後は経血の混ざった茶色いおりものがショーツに少しだけ付く日があったりなかったりで、その後しばらくしてから経血が多く出るようになり、半年後位には周期も安定ました。

初潮前の性器は中出ししても妊娠することはありません。

さて、乳首や乳輪が大きくなり、初潮を迎えましたが、その後は胸全体が横に広がり、立体的になります。この頃の胸は硬いです。

ジュニアブラは揺れを少なくし、成長中の硬い胸を押さえつけずに支えるワイヤー無しの物に代えます。
ジュニアブラは大人のようにレースなどの装飾はなく、後ろ側ホックで留めるような形ではありません。ハーフトップの形の柔らかいコットン生地で、かわいいキャラクターのイラストが付いていたり、全体がハートや星模様のプリントだったりです。

 

ちなみに、初潮から3,4年で大人型の乳房になります。硬かった胸は脂肪が増えてきて柔らかくなります。

その後、脇毛が生え、くびれが出来ます。

初潮を迎えているかどうかを見分けるには、胸と腰を見ましょう。
ジュニアブラをしているとわかりにくいですが、乳首だけ突き出ている子や、腰回りにくびれがない子はまだです。

胸全体が走ると揺れるほど大きくなり始めている子は半数が、くびれがあり、脇毛が生えている子はかなりの高確率で初潮を迎えています。

初潮、生理にまつわる恥ずかしい体験談

最後に私自身や、友人達の小学生時代の初潮にまつわる恥ずかしいエピソードを幾つかご紹介します。

プールの授業と生理の日が被ってしまったら、見学しなければいけません。まだセックスをしたことがなかったですし、オナニーの時も指を挿入した事が無かったので、タンポンの挿入も怖くて出来ませんでした。

元気なのに見学すると男子に「生理じゃないの?」とからかわれてしまいます。そこで、プールの授業前に慌てて、まだ初潮を迎えていない友達や、生理期間ではなさそうな友達何人かを「見学しない?」と誘いました。

そうしましたら、他の女子たちにも伝わり、中には本当に生理期間中の子もいたのでしょう、クラスの女子の殆どが見学をすると言い始めました。

皆で見学を申し出たら、先生に個別に理由を聞かれました。誰一人、「生理です」とは言えませんでしたが、先生は気付いていたと思います。なので、この日は女子全員、見学となりました。

女子は一人より、何人かでトイレに行くことが多いです。

そんな時、生理だと大変です。ナプキンを包んでいるビニールを剥がす音や、ショーツにつけた使用済みナプキンを剥がす音がトイレ中に響いてしまいます。

そーっと、そーっと音を立てないように剥がし、更に水を何回も流して誤魔化します。それでも普段よりトイレが長くなるので、バレます。トイレから出て、友達と顔を合わせるのが恥ずかしくなります。

小学校時代の体操服は半ズボンがなぜか白でした。ナプキンがずれて経血が漏れてしまうことがあります。ある日、半ズボンの後ろ側に経血の滲みが出てしまっている子がいましたが、誰も指摘できませんでした。

まだ初潮を迎えていなさそうな、背の低い子だったのでビックリしました。ですが、よくよく見るとバストが大きく、腋毛も生えていたので一人で納得しました。
これを見てからは自分自身も、生理の時は半ズボンの後ろが気になって授業どころではありませんでした。

友人宅に行った時、さすがに他人の家の汚物入れに使用済みナプキンを捨てられず、そっと鞄にしまいました。

そのまま捨てるのを忘れてしまい、後日、鞄を勝手に漁った別の友人に使用済みナプキンを見られてしまいました。友人はまさか使用済みナプキンとは思わなかったらしく、

「なにこれ~!?」

と、無邪気に取り出しました。周りに何人かいたので、もの凄く恥ずかしかったですし、友人も使用済みナプキンと言う事に気付き、顔が引きつっていました。

休み時間の事です。誰かがうっかり落としてしまった未使用のナプキンが、教室の真ん中にぽつんと落ちていて、皆で大騒ぎになりました。特に男子は初めて見るであろうナプキンに大興奮でした。

持ち主は勿論、誰も拾えず、先生がサラッと拾って行きました。

小学校の短い休み時間内にうっかりトイレに行きそびれ、ナプキンの交換をしそびれてしまいました。案の定、経血が漏れてしまいましたが、家で洗って干すのが恥ずかしくて、経血の付いたままのショーツをタンスの奥にしまいました。

いつ気づかれるかハラハラしているのが辛くなり、ある日、ゴミ箱に捨ててしまいました。洗えばまだ使えたであろうショーツを捨てるのは罪悪感がありました。

女子の初潮、生理について説明と、色々な恥ずかしいエピソードを紹介しました。
初潮を迎えるまで、そして迎えた後も、女子の体は刻々と変化をします。

ピンクで小さかった乳首が大きくなり始めたり、ツルツルの肌色だった性器が黒ずんで陰毛が生えたり、腋毛が生えたり…と、自分でも驚く程でした。

小学生でも、誰かのペニスを待つ様に、おりものがネバネバになったり、排卵したりします。結果、生理が来ます。

しかし、生理についての経験が浅いため、色々な失敗をしがちですが、それも可愛らしいと思います。初潮を迎えた小学生、どうぞ温かい目で見守って下さいね。

 

 

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