私には、未だに忘れられない記憶があります。
あれは小学校四年生の寒い日でした。
私の家は絵画教室をやっており、美大を受験する学生さん達も通っていました。
その日は模擬試験として、実際にモデルさんを迎えて実技指導をしていました。
モデルさん、とくにヌードモデルさんが教室にいる時は絶対に入ってはいけないと言われていましたが、
出入りの業者さんが訪ねてきたので、
私は怒られるかもしれないなと思いつつも教室のドアをノックしました。
モデルさんは、20分ポーズをして10分休憩をします。
その時はちょうど休憩のタイミングだったようで、モデルさんはガウンを着て座っていました。
業者の人が来ていると伝えると、
父は少し迷いましたが、私に「タイマーを頼む」と言って教室を出ていきました。
ちょうどその時、休憩の終わりを告げるタイマーのアラームが鳴りました。
生徒さん達が、早くしてよという顔でこちらを見てきます。
私は慌ててタイマーをまた20分にセットしました。
モデルさんがガウンを脱ぎ捨てて、ポーズを取る台に上がりました。
その光景は、今でもはっきりと思い出せます。
目の前に、一糸まとわぬ姿で立っている女性がいます。
漫画のオッパイが書いてあるページを何度も読んだりしていた私は頭がくらくらするほどに興奮していました。
生徒さん達は一生懸命に絵を描いています。
モデルさんはまっすぐ前を向いて立っています。
私が彼女の裸体をどれだけ見つめようとも、咎めるような視線を投げてくる人は誰もいませんでした。
モデルさんの胸は大きくて、釣鐘型で、少し垂れていました。
乳輪は大きく、薄い茶色で、乳首は当時の私の親指の先くらいありました。
小さな絵画教室の、小さな教室です。
モデルさんとの距離は2メートルほどしかありません。
彼女が呼吸するたびに上下する胸の動きまでよく見えました。
自分の部屋に戻ると、私はパンパンになっているオチンチンを枕でぎゅーっと押さえました。
当時はまだそれをどうやって収めればいいのかわからなかったのです。
さっき見た乳首を思い出しながら、
このくらいの大きさだったと自分の親指を見つめました。
そしてそれを舐めながら、ひたすらオチンチンを枕に押し付けていました。
お昼になる頃、私はまた教室に呼ばれました。
「これをモデルさんに持っていってくれ」
そう言われて、仕出し弁当を一つ渡されました。
モデルさんがいる、応接室のような物置のような小さな部屋のドアをノックすると、
「どうぞ」
と可愛い声が聞こえました。
恐る恐る中に入ると、先ほどのモデルさんが白いワンピースを着てソファに座っていました。
お弁当を渡すと彼女はお礼を言い、色々と話しかけてくれました。
いつもお手伝いしてるの?
絵は好き?
初めて聞く彼女の声はとても優しくて、
またすぐ脱ぐからか下着をつけていない胸の形が薄いワンピース越しによくわかりました。
さっき見た乳首が目の前にある・・・
そう思うと、せっかく話しかけてくれているのに私は彼女の目が見られませんでした。
ひとしきり話したあと、じゃあいただきます、と彼女はお弁当の包みを開け始めました。
ソファセットのテーブルは、ダイニングテーブルと違って彼女の膝頭くらいまでの高さしかありません。
テーブルに置いたお弁当の包みを開けようとしている彼女は必然的に前屈みになり、
大きく開いたワンピースの襟から胸が見えていました。
さっきよりも近くで見た乳首は、部屋が寒かったのか立っていて、鳥肌のような乳輪の粒々まではっきりと見えました。
私は居ても立っても居られなくなり、
挨拶もそこそこに自分の部屋に戻りました。
そして、枕だけではどうしようもないオチンチンを、ズボンの上からひたすらごしごしと擦ったのでした。
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