僕の小学校は、関東の田舎町にありました。
周囲は田畑山林だけ。
1学年1クラスしかなくて、皆兄弟のように仲良しでした。
僕はスポーツより読書が好きな、おとなしい子供でした。
そんな僕の環境が一変したのは、小学5年生の時。
2才年上の兄が中学校に進学し、一緒に遊ぶ友達がガラッと変わったのです。
兄は時々、学友達から大人の雑誌を持ち帰りました。
「週刊実話」「主婦の友」
そこから知った世界は、驚くことばかり。
「週刊実話」は、成人男女のおどろおどろしい出来事であふれていました。
それまでも、なにかの拍子に僕のオチンチンが硬く大きくなることはありました。
でも「週刊実話」を読んで興奮したときの硬さは、それまでとはくらべものになりません。
小5の私が特に興奮したのは、
20代のOLの告白で。彼女は、ある金持ちと愛人契約を結び、
セックスの相手として、その金持ちの息子で大学受験浪人生の性欲処理を任されるという記事です。。
浪人時代は人生で最も性欲が盛んな年齢。毎日夕方になると、彼女のアパートにやってきて身体を貪ったわけですが、いかに激しかったかという体験談でした。
今考えると創作なのだろうと思いますが、当時は実際に女性からの告白だと信じていたので、
余計に興奮したのを覚えています。
勃起した小5の僕のまだ先端は皮をかぶり、細くとがっていました。
椅子に座り、大きくなったオチンチンを手で引っ張り上げても、到底おへそに届きません。
青白い、かわいいオチンチンだったのです。
一方の「主婦の友」。
記事は、ごく普通の夫婦を扱ったものが多く、それだけにリアルそのものでした。
変な気持ちになって、胸がドキドキしたものです。
「週刊実話」や「主婦の友」を読むと、もやもやした気持ちが膨らみ、どうしたらよいか分からなくなりました。
オチンチンは硬く大きくなりますが、まだオナニーは知りません。
大人の雑誌に、オナニーのやり方など載っていません。
そんなある晩のことです。
遅い時間まで「主婦の友」を読んで、もやもやした気持ちが溜まった状態で、布団に入りました。
寝つけないまま、なんの気なしに腹ばいになると、硬く大きくなったオチンチンが敷布団にあたったのです。
当時ベッドはめずらしく、僕は畳に布団を敷いて寝ていました。
オチンチンを布団に押し付けると、強い刺激を感じます。
何とも言えぬ心地よさを感じ、何度もリズミカルに腰を動かし、オチンチンを押し付けました。
頭のなかは、その晩読んだ「主婦の友」の記事を反芻していました。
確か夫婦の体位の解説だったはずです。
男のオチンチンを女のあそこに入れることは、兄から聞いて知っていました。
でも、いろいろな体位があるなんて、思いもよりませんでした。
「大人はこんなことするんだ。僕もいつか女体に乗ってオチンチンを挿入したいな。」と夢想しながら、
何度もオチンチンを布団に押し付けました。
大きくなって上を向いたオチンチンを、下腹部と布団にはさんで腰で押して刺激するのです。
腰の動きは最初はゆっくりですが、興奮するにつれてだんだん早くなります。
無意識のうちに、長く押しては緩め、また長く押しては緩める動作をくり返していました。
誰に教えられたわけでもありません。
すべては無我夢中の動作でした。
徐々にオチンチンの先端が、熱を帯びて膨れるような感覚に包まれました。
その感覚を逃がすまいと、思い切り強くオチンチンを押し付けました。
その時です。
下腹部から、熱いものが押し寄せて、オチンチンから吹き出したのです。
それまでのもやもやした気持ちが、すーっと消え去りました。
トイレでパンツを改めると、濡れてはいたものの、粘液の跡はありません。
オチンチンから何かが吹き出したのは間違いありませんが、精液ではなかったようです。
秋山まり子,山下麻衣,桐嶋ゆう,桂木美雪,冴島奈緒
翌日は登校しても、授業はうわの空です。
クラスで1番の美少女みえちゃんの後ろ姿を目で追いながら、「スカートに顔を押し付けたいなあ。
温もりがあって、どんな匂いがするだろう。」など妄想をふくらませていました。
もちろんオチンチンはピンピンです。
「そうだ!今晩はみえちゃんのことを考えながら、布団にオチンチンをこすりつけよう。」
夜の来るのが待ち切れない思いでした。
その晩も、大人の雑誌を読みふけり、遅くなって布団に入りました。
昨晩と同じように腹ばいになって、みえちゃんのことを考えようとしました。
しかし、どうしたわけか頭のなかは大人の雑誌の記事でいっぱいです。
成熟した女性のオッパイの形の記事でした。欧米の女性は先のとがった釣り鐘型が多いが、
日本の女性はお椀を伏せた形が多いという内容でした。
その頃の雑誌はヌード写真などありません。
低質な紙に、ビキニの水着姿の白黒写真が精一杯でした。
アンダーヘアがちょっとでも覗こうものなら、取り締まりの対象です。
その分、文字から情景を読み取るのです。
空想する力は、たくましいものでした。
丸味を帯びた柔らかな身体、豊かな胸、尻、そしてくびれた腰、それらは成熟した女性の象徴です。
オッパイはそれらの代表です。
オッパイの記事は、行間から大人の女性の体温、香り、そして息遣いまで感じさせるものでした。
「僕も大人になったら、お椀型のオッパイの女性を抱けるだろうか。」と考えながら、
必死に腰を動かしオチンチンを押し付けていました。
オチンチンの先だけでなく、根元近くも押し付けて刺激すると気持ちよいことが分ってきました。
根元を強く2回押し付けたら、先端を軽く1回。
少しずつ快感を盛り上げていきました。
オチンチンの最先端より、ちょっと下の首の部分のほうがもっと心地よいことにも気づきました。
でもオナニーは、自分のコントロールどおりになりません。
首の部分を軽く刺激しようと思ったのに、つい力が入り過ぎ、爆発のスイッチが入りました。
そして、下半身で何かがさく裂し、オチンチンから何かが吹き出しました。
それからは、毎晩同じ行為のくり返しです。
今日は止めようと思っても、いざ布団に入ると誘惑に負けてしまうのです。
1カ月ほど続けると、パンツにはっきり粘液の跡が残るようになりました。
精通です。
可愛かったオチンチンは、先端が皮からはみ出し、丸くふくらんだグロテスクな形に変身しました。
頭のなかでスケベな妄想を強くすれば、それだけオチンチンの爆発が激しく、気持ちよくなることが分ってきました。
昼間、雑誌や本で情報を仕入れて、興奮をかきたてるようにしたものです。
こんなことを続けて3カ月。
家に遊びに来た兄の友人が、オナニーについて教えてくれました。
僕が毎晩していたのがオナニーであること、そして僕のやり方が邪道であることを、初めてこの時知りました。
以来、指を使った「正しい」オナニーもするようになりましたが、どちらのやり方が気持ちよいでしょうか。
僕は布団にオチンチンを押し付けるやり方に軍配が上がると思っています。
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